「孝行のしたい時分に親はなし、さらばとて、石に蒲団を着せられず」これをきっかけに私のお気に入りになった小津安二郎監督の『東京物語』。 ロンドンの小さな映画館(prince charles cinema)で出会ったのがきっかけです。
ロンドン一年目だった私はこの作品でまず日本を懐かしみ母を思い出した。
母からの年賀状を見つけ出す。
新春を寿ぎ、謹んでお慶び申し上げます。
昨年はいろいろとお世話になり心よりお礼申し上げます。
今年もよろしくお願いします。
葡萄の美酒夜光の杯
飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す
酔うて沙場に臥す君笑うこと莫れ
古来征戦幾人か回る (王翰 涼州詞)
自ら築き上げた文明を自ら破壊するほど馬鹿な生き物なのか。
人間はなんて残酷なのだろうか。戦争からは何も生まれないはずなのに、、、。
田舎、日本脱出成功の子供から「怒られるから帰るとするか」の一言
本当に子離れできてないのは親のほうかと愕然とし、唯一の楽しみは万民に公平な自然の豊かさと、畑仕事も寝床も一緒についてくる猫に癒しを求めてます。 元旦私はこのハガキと映画をきっかけに親孝行したくなった。
親にとって子供とはどういう存在なのか。歳をとった人にとってから若い人とは、そのエネルギーとパワーを羨ましく思い憧れる。子供とはそのエネルギーにやさしさと思いやりを込められている。
力強く斬新なデザインに、やさしさを詰め込んだ。
郵便受けどんなに離れていても今はメールや手紙でコミニュニケーションをつなげることができる。でも、やっぱり手書きのほうが重さを感じるはずです。私は郵便受けを作る事に決めました。
私の親は自然が大好き。庭仕事が好き。私をここまで育ててくれたように、植物を育てることでその愛情をいつまでも忘れてほしくない。
つぼみの形からインスピレーションをいただきました。透明な板を使い二つのスペースを作りました。ひとつは郵便物、そしてその後ろに土をいれ、栽培容器となります。種、手紙をいれ、郵便物を取り出そうと横の葉っぱのようなところを引くと、

栽培容器の中のお花の成長ぶりを見ることができ、まるでつぼみの形をしていた郵便受けが一本の花になりました。
私はこの作品を通して親に感謝の気持ちを伝えたいです。